「美しくなりたい!キレイになりたい!」と思う女の子にとって、美容法は最大の関心事です。
でも、美容法によっては、美しくなるどころか、逆に……。
今回は、感染症が報告されている美容法「ヴァンパイア・フェイシャル」について紹介します。
顔面が血まみれになるヴァンパイア・フェイシャル
ヴァンパイア・フェイシャルは、利用者本人の血液から血小板を取り出して濃縮した美容成分PRPを、顔に塗ったり注入したりする美容法です。
血小板には細胞活性化の働きがあります。そのため、血小板から作られたPRPを注入された肌は、しわやたるみが改善されて、ピチピチに若返るとか……。
でもねぇ、その注入方法が痛そうなんですよ。
小さな針がたくさんついているダーマローラーという美容器具を顔面でコロコロ……。施術前に麻酔クリームを塗るので痛くないそうですが、私は嫌ですね、顔に針が刺さるなんて!
しかも、自分の血とはいえ、顔面が血まみれになるのもホラーです!
「いくら美しくなりたいからって、ここまでやる?」ってのが、化粧とかアンチエイジングとかどうでもいい私の感想ですが、世の中の美女たちはそうじゃないんでしょうね。美女の思考回路は本当にわかりません(笑)
ヴァンパイア・フェイシャルで感染症にかかった!
ヴァンパイア・フェイシャルが問題となっているのは、アメリカ・ニューメキシコ州の都市アルバカーキ。
「VIP Spa」というスパでヴァンパイア・フェイシャルを受けた利用者の1人が、血液媒介性感染症にかかってしまったんですよ。
保健省は、VIP Spaを閉鎖して、利用者たちにHIVやB型肝炎・C型肝炎の検査を受けるように勧めています。
血液媒介性感染症の原因は、ダーマローラーの針が適切に管理されなかったからみたいです。肌に直接差す針が不衛生だったら、たしかに危険ですね。
VIP Spaのオーナーは「施術では毎回新品の針を使っていた」と言っていますが、本当かしら?
リスクのある美容法を受けてみたいですか?
ヴァンパイア・フェイシャルは、海外のセレブたちの間で流行している美容法です。
でも、感染症のリスクがあることを考えると、施術を受けるのはちょっと……。
顔を血まみれにするのは、ハロウィンのゾンビコスプレのときだけで十分だと思いませんか?(笑)
肌に針が刺さるってだけでゾッとする私は、どうしてもヴァンパイア・フェイシャルが好きになれません。
スピ女の皆さんはどう思いますか?
参考:ScienceAlert(画像有り。閲覧注意!)