【七福神】毘沙門天はお金持ちで力強い!財宝神が武神になって大活躍

スピ女の迷い家 信仰

鎧兜を身にまとい、手に剣や鉾を持った神様が毘沙門天です。

ちょっと怖~いオジサマですが、その力強さにキュンとするスピ女さんも多いはず!

今回は、そんな毘沙門天について紹介します。

インドの神様が四天王の多聞天になった

毘沙門天はもともとインド神話の財宝神クベーラでした。

クベーラは好戦的な神様じゃなく、いかにも“福の神”って感じの神様です。

そんなクベーラが中国へ渡ってきて仏教の仲間入りします。名前は「多聞天(たもんてん)」に変わって、仏教を守る帝釈天の部下になりました。このとき武神化したんですね。

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日本には、仏教と一緒にやって来たといわれます。

毘沙門天(多聞天)は、四天王の一人として、北の方角を守っていました。

しかし、四天王の中でも一番ありがたい神様と考えられていました。なので、毘沙門天だけが祭られるようになって、ついには七福神の一人に!

毘沙門天が七福神として描かれるようになると、一緒の“フナムシ”っぽいものが描かれることがあります。実はこれ、毘沙門天の使者であるムカデなんですよ。

ムカデっていうと、足がいっぱいあってとっても気持ち悪い虫です。でも、昔はその形が鉱脈に似ているので、鉱山労働者や鍛冶師、金属加工業者といった人々に信仰されていったんですって。

そんなムカデを従えるのが毘沙門天ですから、金や銀、鉄などの鉱物を人々に分け与えてくれる神様ってことになりますよね。毘沙門天は金運アップにご利益あり!

武神としての毘沙門天は追儺でも大活躍

毘沙門天にはもう一つの顔があります。災いをもたらす鬼や憎むべき敵をやっつける武神としての顔です。

毘沙門天が所属する四天王は、仏教の敵を容赦なく倒す武闘派グループです。その力強さは政治家たちの間でも大人気!

聖徳太子は政敵の物部守屋と戦うとき、四天王の像を頭に載せたそうです。そのおかげで戦に勝てたので、難波(大阪)に四天王寺を立てたって話も……。

毘沙門天はとにかく強いんです!

現在、多くのお寺で、厄払いの行事(修正会(しゅしょうえ)、修二会(しゅにえ)など)が開催されています。この中で、鬼を追い払う「追儺(ついな)」という儀礼が行なわれます。

追儺はもともと貴族たちの間で行われていました。方相氏(ほうそうし)と呼ばれる仮面をつけた人が、鬼や疫病神を追い払うってのが、この行事のメインでした。

追儺がお寺の儀礼になっていく過程で、方相氏の役割が毘沙門天に取って代わられたってわけ。こうして毘沙門天は、“厄”を追い払って“福”を招く神様として、知名度を上げていったんですね。

節分の豆まきも追儺から発生した習慣です。「鬼は外、福は内」の「福」は、実は毘沙門天だともいえるんじゃないでしょうか?

毘沙門天はお金持ちで力強い神様

毘沙門天は、金銀財宝をもたらすだけでなく、災いも追い払ってくれる神様です。

私たち女子の多くは、お金持ちで力強い男性に憧れを抱きますが、私たちの理想に一番近いのが毘沙門天なんですよ。

毘沙門天に守ってもらえれば、幸せな人生を送れそうです。

自分一人ではどうしても決められないことって、ありますよね?

それがとっても大切なことだと、なおさら決められなくなっちゃいます。

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